シニア夫婦、色々楽しんでみる(バレエ編)
数年前に子供達も独り立ちしたので、夫婦で出掛けることも増えてきた。
二人でコンサートやら旅行に行き始めたのはここ4、5年。
両親が同時に入院と要介護になった頃は大変でしたが、それも今では遠い昔のように感じられます。
ずっと、コンサートどころかテレビも見ていなかったな。だから、朝ドラとかを再放送でやってくれるの、ほんと楽しい。
取り敢えず 共有、が私達のスタンスなので、行きたいものがあれば、取り敢えず言ってみる。行きたければ行くし、行きたくなければ行かない。
元々考え方の基本は同じだけれど、趣味や興味は異なる私達。
私はカルチャーで大人のバレエを習っていますが、夫はピアノとかバレエとか、芸術的な趣味には全く興味がなかった。
ところが、バレエガラコンサート が来るから行きたいと言ったら、俺も行ってみようかな、と乗ってきた。「夫は多分行かないだろうから友達でも誘おうかな?」と思っていたので、びっくり‼️
未知との遭遇
途中で寝てしまうのでは、という私の危惧を他所に、、、結果からいうといたく気に入ったようで。
このコンサートは、開演の前に舞台上で公開バーレッスンを見せてくれるというオプション付き。バレエ教室のお嬢さん達が教室の先生といっしょにたくさん見にきていました。ダンナ、恥ずかしくないんかな?と思ったけど、すごく興味深そうに見ていて、本物は違うな!と言い出した。
つまり、今まで彼が見ていたのは、45度ぐらいしか脚が上がらないオバサンのバレエ発表会であって、プロのバレエなんてテレビですら見たことが無かったわけですよ。
そら、ある意味衝撃ですわな。 バーレッスンですら美し過ぎる! この人達は170度は当たり前に上がるんですから!
前の方でサボりサボりやってる奴がおる?
バーレッスンを見ていると、どうも一番前でやってるお兄さんが、ちょっといいかげんにやってると言い出した。確かに、全部キッチリやってると言うより、調子をみてる感じ?
そして、次には あの女の人がいいとか、この人は個性的とか いろいろ評価し始めた。
・・・なんか、楽しんでるやん。
さて、本番
全幕ものではなく、コンクールなどで競われるパ・ド・ドゥが次々と演じられるので、私などは知っている曲や、誰かが発表会で踊ってた踊りとか、とっても楽しかったのですが、ここでもダンナが、
あっ、さっきサボってた奴が、なんか凄い踊りしてる!
そう、この人、今回のソリストの中でもトップの人。パ・ド・ドゥにも何度か出てくる。 結局、ダンナ的には
ええもん見してもろたわ〜
と、とっても満足してくれたようでした。
こんな感じで、これからも元気な内に
私たちも、多分いつまでも旅行やコンサートに行けるわけでも無く、後期高齢者くらいまでがいいところでしょう。
だから、まだ体の動くうちに色々出来なかった事を体験して行きたいと思います。
またご報告致します。
では、また〜 (^^)/~~~