今日は、「なぜ」、「今頃」、沢田研二なのか? それについて、私のケースを思い起こしてみました。
~・~ 時の流れを書いてみる ~・~ ~・~ ~・~ ~・~ ~・~
- 幼かったなぁ、私
- ジュリーのファンは私より少しお姉様世代・・
- 時の過ぎゆくままに、私の記憶からも退出
- 30年以上のブランクを経て現れた、ジュリー
- 70歳のOLD GUYS ROCK !!
- いろんな「はてな???」
- 今の時代に感謝
- 今も進化を続けるスターの中のスター
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幼かったなぁ、私
小学生の頃、ジュリーって素敵だなぁと思っていた記憶がある。「小学◯年生」なんていう雑誌があって、特集記事とか付録があった。
ジュリーが妹さんに優しいことや、京都に実家があること、野球をやっていたことが書かれていた。
京都の、しかも岡崎と言えば、音楽学習で学校から京都会館(今のロームシアター京都)へ行ったり、遠足で動物園に行ったり。市内ではないけど京都府内に住んでいた私にとっても、とても親しみのあるところ。
あの頃の大人達は、グループサウンズに否定的だったり、エレキはうるさいとか、歌も下手だとか、頭が変になる⁉️とか、、色々言っていた。大人の言うことを素直に信じる子供にとっては、疑うこともなく、えー、そうなんやー、と思っていた。
ジュリーのファンは私より少しお姉様世代・・
中学・高校生の頃は、友達はヒロミ・五郎・秀樹の新御三家に夢中だった。友達のお供でひろみのコンサートに付き合ったこともあったな。ジュリーは7歳ほど上。ファン層も同様に、少し上。
当時私のまわりの男子に人気だったのは 南沙織 がダントツ。天地真理も可愛かったし、小柳ルミ子は親世代に人気があった。麻丘めぐみ、アグネス・チャン、キャンディーズ、ピンクレディー、、、
花の中3トリオ(百恵ちゃん、森昌子、桜田淳子)や岩崎宏美、石川さゆりはスター誕生で出て来るのをリアルタイムで見ていた、同世代。
ジャニーズはまだフォーリーブスの時代よ〜。知らんやろ、今のジャニーズファン。
🤣すんごい人気がありました。その後マッチやトシちゃんが出てきた。
私の方はと言えば、フォークや海外ポップスをよく聞いていた。ビートルズ、サイモン&ガーファンクル、ザ・ビージーズ、カーペンターズ、ジョン・デンバー、、、
ジャンルはバラバラ。
ジュリーはソロシンガーで活躍。「平凡」や「明星」に付録で付いてるソングブックを片手に、友達と歌いながら学校から帰ったものです。♪♪ ニーナ〜、わっすれられっない〜、愛っして、尽くっして、そばにいて〜 ♪
この頃の私達って、呆れる程ガキだったなぁ。
ジュリーの金キャミとか、山口小夜子さんとのボラーレとかは、多分テレビで見ていたと思う。恥ずかしすぎて、家族と一緒には見られなかった。今見たらうっとりですが〜❣️
時の過ぎゆくままに、私の記憶からも退出
ダメダメ男を歌うジュリー、退廃的で美しいジュリー。当然、真っ黒になって走り回ってるような女子には刺激が強すぎてついて行けるはずもなく、いつしかジュリーはテレビから遠ざかり、私の記憶からも姿を消してしまっていた。
時はフォーク・ニューミュージック全盛、テレビには出ないと公言するグループも増え。(あれ、その先駆けもジュリーだったの?)
アリス、風、オフコース、、、聴いてたな。
そのうち歌番組も減ってゆき、私はテレビもあまり見なくなってしまった。ラジオの深夜放送ばっかり聴いていた。
大学、就職、結婚、子育て、、、あっという間に時は過ぎ、、、
30年以上のブランクを経て現れた、ジュリー
2018年に西城秀樹さんの訃報が伝えられました。まだ63歳。
秀樹は私の好みとは少し違っていたけれど、そのハスキーボイスと歌唱は独特で、私は「ブルースカイ・ブルー」がすごく好きだった。
亡くなってからYoutubeで何度も聴いて悼んでいたのですが、ネットを見ていると西城秀樹と沢田研二を何故か比較する人が多くいて、そう言えば、ジュリーはどうしてるのかな〜?と、ネットを見始めたのです。
ブログで調べたり、Youtubeを覗いたりしているうちに、、、
エッ、何これ。 今見ても全然新しい、てか、今の芸能界、こんな人ひとりもおらんで。 そうなんです。やっと、やっと、
気づいてしまったんです。
遅すぎるっちゅうねん!!
それに、歌の上手い人は沢山いるけど、
もっと聴きたい、何時間聴いても聴き足りない!と思う人はそうそういない。映像も、一回見出したらもっと見てたい、何時間見て見足りない!
凄いやん、ジュリー ❣️
そうです。皆さんお分かりですね。私は、
底なし沼にはまってしまったんです。それも、ズブズブの!
ホンマに何にもわかってへんかったんやなあ。お願いだから、だれか、
私の時間を巻き戻してくれ~~~‼︎
巻き戻すて、カセットテープ知ってる人しかわからんがな。


ちょうどこの頃、子供達もそれぞれ就職し、私たち夫婦も余裕ができ始めていた。西城秀樹さんのことがあったので、今のうちにコンサートや観劇に行かないと、もう見られなくなるよね、、、と夫と話していた。じゃ、まず、ジュリーのこと調べてみよう、、、。
70歳のOLD GUYS ROCK !!
コンサートとか、やってんのかな? もうお爺ちゃんやし、、、、。
たまにNHKとかで大御所が呼ばれて歌ってるの見るけど、声出てないし、伴奏よりずらして、わざとタメて、歌ってる(年寄ディレイとか言うらしい)し、なんか息が続いてないというか。ジュリーもそんな感じなんかな〜? と超失礼なことを思っていたのですが、、、
何と、年間60公演 をこなすと言う。どひっ⁉️ 今でも当時のキーを変えることなく歌ってる⁉️ えっ? ほんまなん?
大阪城ホールにも来るって。
夫を誘ってみたら、行きたいという。
そして行きましたよ。この頃はまだ物見遊山というか。
いろんな「はてな???」
さて、当日。あれ?
バンドのセットがない??? この大きなホールに2人だけ? ええ〜、どゆこと? どゆこと?
いよいよコンサート開始。 ジュリー、めっちゃ丸いやん。
知ってる曲が、ほとんどない!!
きゅうじょう? 9条? そういえば、憲法9条の会の賛同者に名前を連ねているのは見たことがある。落合恵子さんや、大江健三郎さんの名前とともに。自分も署名したから覚えている。
そして、
なな、なんだ、この声量は!?
それに、若いとは言えないファンの人たち(失礼!)が総立ち! なことにびっくり仰天したのであります。
色んなはてな ❓❓❓ の中、二人だけのライブは終わり、この時点でもまだ、なんか不思議なものを見たような、ほかのアーティストのライブと随分違うような、、、クエスチョンだらけのまま帰宅したのでした。
その後、その不思議な感覚を解明するべく、ファンブログを読みあさり、Youtubeを見まくり、時代背景が知りたくて、安井かずみさんのことやピー先生のことや、その他諸々の書籍を読みまくり、、、
今に至ります。
大阪城ホールの初めて見たコンサートの後に、あの、「さいたまスーパーアリーナ事件」があって ド びっくり したのも、私の好奇心をいたく刺激してしまいました。
「なぜ?」「なぜファンはジュリーについていくのか?」
今ならわかります。もちろん、わかります。
今の時代に感謝
もしYoutubeが無かったら、
ネットが無かったら、
私は何も知らないままに人生を終わってたんでしょうか。
今思うのは、時間を巻き戻せるのなら、あの、ジュリーが40代、50代の頃の数々の音楽劇を「生で」見たい、と言うことです。
ACTシリーズなんて、全然知らんかった。
ボリス・ヴィアン、見たかった。
エディット・ピアフの、ジュリー版「愛の讃歌」、目の前で聴きたかった・・・。
あの、圧倒的な歌唱を聴きたかった😢
ジュリーをずっと見守ってこれまで歩んで来られた先輩ジュリーファンの皆様が、今はただただ羨ましいです。
今も進化を続けるスターの中のスター
最初は「よくあるライブ」「コンサート」を想像していたのに覆され、何を考えているのか知りたくなり、一回行くと次はどうなるの? それの無限ループにはまっている。
実は同じ年のツアーに何度も夫を誘うのも悪いかなぁ、と思っていた私。付き合ってもらってる感覚があったのですが、昨年、東京フォーラムのライブに行った後、京都のチケットも取れてるけど、どうする?と聞くと「行く」という。いいの~?と聞くと、「自分たちの先輩世代として、なんか、生き方を、ずっと見たい」「なんか、すごい」という。
えっ、そうなの? とびっくり。夫は私のようにYouTubeを見るわけでも本を読みまくったわけでもないので、そこまで興味あるんかな?と思っていたのだが、思いの他興味がある様子。確かに、今年のライブにしても、私たちにとっては初めてのバンドライブ。しかも動きまくってるし歌いまくってるし、「普通のじーさんじゃねえ~」なのである。 次のライブはどう来る? 何歌う? 何しゃべる??
興味は尽きない。
実は他の歌手のライブもここ数年は結構行っているのだが、一回行ったら次は2年後くらいでいいか、と思ってしまうのは、歌う歌もそう変わらないし、パフォーマンスもそんなに変わらないからなのです。
ジュリーは「懐メロ歌手にはなりたくない」と言ったという。こういうことだったのですね。
わたくし、今はまだひっそりと、リアル ジュリ友さんは一人もいませんが、先輩の皆様のブログや Twitter や Youtube で勉強させてもろてます。
おこがましくて、なかなか書き込みとかできませんが、、、。 いつか、堂々と自己紹介できるように頑張りまーす。
これからも、どうぞ、よろしくお願い致します〜。🙇♀️
では、また~ (^^♪ (^^♪ (^^♪