グリンのおもしろダイアリー

趣味のこと、大好きなジュリーのこと、家族の面白かった会話など、覚えておきたいことを書き留めて行こうと思います。

ガストの新メニュー、フルコースの「感動ハンバーグ」食べてきました!

現在ガストで、sio 鳥羽周作シェフと共同開発したフルコースメニューが食べられるということで、行ってきました。メインはとろーり目玉焼きが載った、チーズインハンバーグ。ファミレスで、しかもとてもリーズナブルなお値段(1,869円 税込み)で提供してくれます。ドリンクバーは別で頼みましょう。

まず来たのは、コーンポタージュシュリンプサラダ
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次に、メインの目玉焼きを乗せたハンバーグ。そして栃木県産コシヒカリ。(ライスは小です。)一応パンも選べますが、このハンバーグに一番合うお米として、このお米が選ばれたそうなので、ぜひライスで食べることをお勧めします。

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もちろんデザート(カップショートケーキ)もありますよ。ドリングバーと一緒にどうぞ。
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さて、一品ずつ見ていきましょう。

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結構普通にありそうなシュリンプサラダに見えるでしょう?これ、トマト、グレープフルーツ(ルビー系)、キウイ、などのフルーツがたっぷり乗ってるんです。チキンもたくさん入っています。f:id:grin21:20221203153451j:image

スープはフライドオニオンが乗っていて、香ばしい。コーンの味が濃くて、美味でした。

さて、、、ハンバーグ。九州産の黒豚とグレインビーフの合挽肉。そして特性のデミグラスソース
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では、入刀します!


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どやっ!!黄身のとろ~り、からの、チーズのトロ~リ!!! うおぉぉ~という感じですよ。
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これは、どう表現したらいいかな、すごーく優しい味。デミグラスソースって、食べてるうちに飽きてくること、ありませんか? 濃かったりして。これは肉の味をキチンと引き立てて、ソースです!って主張しないのにいつまでも食べていたいやさしさ。おいしいです。

ごはん。栃木県産コシヒカリ。これは通常サイズより「少なめ」を頼みました。(-22円)ガストって、ごはんの量を選べるの、すっごく嬉しい。

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ハンバーグを食べた後のデミグラスソースは、これにご飯を乗せて、スプーンでいただきます。うんまぁ~!ソースの一滴、ごはんの一粒も残さず、食べました。

デザートのグラスショートケーキf:id:grin21:20221203153508j:image

このデザートは、下のほうにケーキ生地が入っていて、上の方の生クリームを少し食べると出てきます。ふわっふわの、コクのある生クリーム。まさしく、イチゴショートです。

デミグラスソースを堪能した後の舌に、このふんわりまろやかなクリームは、すごく合っていて、よく考えられたデザートだな、と思いました。

お子様メニューも充実しています。ご家族でいかがですか?

期間は、2022年11月24日~2023年1月18日までです。

提供時間は10:30以降です。それから、ステーキガストの方ではありませんのでご注意くださいね!!!

今日の果園MIKIさん、お昼に食べたモーニング

週イチくらいで行くようになった、フルーツショップのモーニング。昼の1時までやってくれてる。午前中は守口市で習い事をして、その後立ち寄るパターンになってきた。

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今日はクロワッサンにした。

その時々の、一番美味しいフルーツが食べられる。

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パイナップルが完熟でとにかく美味しい❣️ ヨーグルトは前回と同じ、梨のジャムでした。美味美味。

 

2週間前に行った時の、これです。

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この時もクロワッサンだった。切ってくれてるから食べやすいよ。フルーツは梨とバナナとオレンジ。ヨーグルトではなく、一口パウンドケーキでした♪

こちらにお店の雰囲気がわかる記事を載せています❣️ ↓

grin21.hatenablog.com

 

ブログを始めて一年経ちました!(息子のFIRE宣言から1年3ヵ月)

きっかけは息子

お盆で帰省していた息子(次男)がを副業目指してYoutubeを始めたと聞いたのが2021年の8月。それに触発されて、私がブログを、ダンナがYoutubeをやる!と決めた。

やったことはないけれども、それぞれに動画サイトでやり方を探し、息子から教えてもらった動画も見たり。

もちろん、収益化などを目指したわけではない。(あわよくば、というのはあったかも・・・)

ブログのサイト選び

いろいろな無料ブログサイトを検討し、自分に向いているところを探してみた。Amebaブログもよいかな~?と思ったけれど、どちらかというと、推しのアイドル専門で書いている人や芸能人が多く、推しジュリーの私にとっては同じ趣味の人もたくさんいるけれど、私はいろいろな記事を書きたかったので、ちょっと違うな、と。

有料バージョンもある、収益化もできなくはない、などの将来の発展性を考えて、はてなブログにした。息子はWordPress推しだったけど、本屋さんで見たところ、ちょっとハードル高めかな、と。お試しでやってみるなら無料ブログで良い、というのが結論でした。もちろん、無料ブログというのは、規定も勝手に変わったり、突然閉鎖されるなどのことも考慮に入れておく必要はあるけれど。

まずは書き始めないことには始まらない!ということで、分からないまま11月に開始した。この時点では、まだ家族にも内緒。まだ使い方もおっかなびっくりだし、機能も使いながら覚えようという感じ。OJT(やりながら仕事覚える)方式ね。

ダンナのYoutube

そのころダンナは、というと、私と同様、Youtubeで分かりやすい動画をさがして勉強しまくっていた。夫婦そろってお金をかけない、というのが良いでしょ~( ´∀` )

そしてある動画から決めたアプリで動画編集を始めたのだけれど・・・

(動画で)言われた通りにやっているのにウォーターマークが消せない・・と悩んでいた。やっぱ無料だしなぁ~、と言いながら、ちょっと挫折しかけてたんですよ。もう一人の息子(長男)が、「お父さん、こんなん無理やと思ってたわ~」と私にこっそり耳打ち。私は、ダンナがYoutubeをアップし始めたら、私も既にブログを開始したことを打ち明けるつもりだった。

これはイカンな、と思い、「お父さん、動画どうなん?アプリ変えてみたら?」とかいろいろ言いながら、「私も実はブログ開始してるで~!」というと、「どんなん?どんなん?」と言ってきたので、「言わへ~ん。お父さんがYoutubeアップしたら教えたげる!」と。

そうこうしているうちに、アプリを変えてやりだしたら、うまくいったようで、晴れてユーチューバーの一人になったのでした。

Google Search Console のインデックス登録

さて、このところは記事数も増えて来たけれども、相変わらず読者はちっとも増えない。そもそも、宣伝活動をしていないから仕方ないが。日本ブログ村に登録してみたり、Twitterでたまに宣伝するくらい。その時は少しは見に来てくれる人が増えるけれど、やっぱり自分から検索してくれる人が増えないとダメなようだ。

で、グーグルサーチコンソールを入れてみたのだが・・・。

10月頃、「インデックス登録」できていないものが大量にあることが分かった。必死で調べてコツコツ、登録申請をした結果、少しずつ登録数が増えて来た。

登録数が増えるに伴い、検索も増えて来た模様。

最近は登録申請やら、どうすればいいのか調べるので時間を取ってしまい、ブログアップが毎日出来なくなっていたけれど、それにも関わらずアクセスは増えて来たので、やっぱりグーグル検索できるか、できないかが大きいのかな???と思っているところです。

まだまだ分からないことが山積していて大変です。

でも、頑張る~(≧▽≦)

終了前に三回目行ってきました! 映画「土を喰らう十二ヵ月」

土曜日、三回目、行ってきました。(感想は見るたびに少しずつ更新しています。)

やっぱり、良かった!!

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ツトムさんの手の件

(ファンが勝手に盛り上がってるだけなんですが・・・)

セリを摘んでから洗った後に湯がいて、そのあとの切るところ!混ぜるところ。これがジュリーの手ではないと踏んだ!

そこからこごみ、ワラビなどを湯がいたり包丁で切るところ、山ウド?の皮を剥ぐところ、もジュリーではないな~と。

ところで私はTwitterか何かで、土井先生が、私の手もちょっと映ってます、的なことを言っていたような記憶があるのだけど、みんなそのことには少しも触れないから、私の思い違いなのだろうか?

ジュリーはスタッフの手のところがある・・・私の手はもっと華奢(笑)・・・僕のファンならわかる・・・なーんて、ライブのMCで言ってたけどね。

ジュリーは、日常的に料理をしてる人特有の手慣れた感じがあるので、逆に抑え気味に、と言われていたようだし、そういう意味で先ほど書いたシーンは、プロの手つきのように感じたんですよ。左手が猫ちゃんの手だったし、山ウドのところもシャッシャッシャッ、てね。。。

でもでもでも、「私の手はもっと華奢・・・」これはですね、ジュリーお得意のジョークでしょ???

というのが私の見解。昔のジュリーの手は確かに指も細かったです。シルエットが美しいのは、今も、ライブではそう思います。でもな~、シミもあるし、爪も分厚い。それがジュリーの今の手で、やはり、74歳の手、だと思いますよ。

「ありの~、ままの~、姿 見せーるの、よ~」と、松たか子さんの声が私の脳内に聞こえますがな。

まあ、そんなことはファンだからあーだこーだ言ってるけど、映画全体としてはそんなに重要なことではない。もっと大事なことがたくさん描かれていました。

奈良岡朋子さん演じるチエさん

あの、山椒の佃煮?のシーン。食べさせてもらえないツトム氏。あれ、なんなんでしょうね、笑っちゃいました。年寄ってたまにああいうこと、あるよね。貴方のような方が、このような粗末なものを食べてはいけない、という遠慮なのか、いや、これは私だけのもの!誰にもあげないもん!なのか?(二回目に観たときに、おめみたいな立派なもんの食べるもんでね、と言ってたのに気づいた。)

樽ごと持っていけやツトムが訪れた時、お味噌、全部渡しちゃったよね。自分の分は?これ、通夜振る舞いで使いましたね。チエさん、わかっていたのかなぁ。自分はもう使い切るほどの命は無いって。

次に、あの大きな遺影。写真を選んでいた時にいくつかのスナップ写真があったけど、、その中に奈良岡朋子さんの若い時の(すごく可愛い)プロマイド?みたいのがあって、、、一人でツボってた。中江裕司監督、おもしろ〜。

でも、写真も祭壇もすごく大きくて初めは違和感あったけど、でもそのあとに、予想していなかったたくさんの人たちが集まって、孤独と思っていたチエさんが、多くの人たちに慕われ愛されていたことに気づくのです。そんなことにジーンときてしまいました。

村の人たちが、味噌の話やらいろんなことで盛り上がってて、「こっち睨んでる、おっかねぇ」なんて言いながら「なんまいだぶ・・・」って。

いいお通夜だなあ~、と思いました。お通夜にはこんな風にみんなに笑って懐かし話をしてほしい。明るく見送ってほしい。

でも本当に、梅干しも、お味噌も、作った人が亡くなってもあり続けることに、なんかすごく感動しました。

サンショのこと

賢いワンちゃん!!お散歩のときに、自分勝手に歩くのでなく、ちゃんと飼い主を気遣ってる!ツトムがずっこけかけたところで動きを止めて見上げるところ、すごく好き!優しさであふれています。このワンちゃん(もも)との出会い、この映画にとって、運命的なものを感じますね。演技指導の方がいらしたようですが、どのように演技指導(!?)したのかなあ。

退院した時に迎えてくれたのはサンショでした。このシーン、、、泣く〜。

日本の四季と、自然の恵みを戴くこと、そして生きることと死ぬこと

この映画は、ただ、山にこもって自然の恵みの中で野菜を育てたり料理をしたりするだけの映画ではない。人が生きて、食べて、自然の恵みの中から少しお裾分けしてもらい、丁寧に生活する。そんなことを改めて考えさせられた映画です。

 

さて、封印してきた「土を喰らう十二カ月」の映画ノベライズ版、中江裕司著現在読み始めています。映画には描かれなかったこともちらほら・・・。

ご報告、感想はまた後日!

ではまた〜 (^O^)/

味噌汁の具、ドラフト会議 実況中継(in 我が家)

て、なんやねん???ですよね~。

我が家は、夫、私、長男の、計160歳の家族です。

味噌汁の具は何が良いか?自分ならどれを手元に置きたいか?皆さんなら何にします?? これは外せない、というものがいくつかあるでしょう。各人、3つまで、決めてください。

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では。

ただいまより、味噌汁の具、ドラフト会議を開催いたします。まず、一巡目、入ります。

第一指名を発表してください。

長男:ナス! 夫:ナス! 私:うす揚げ!  おお~っと、早くもかぶりました。ナスが来るとは!まさかの番狂わせ。長男、夫:薄揚げ一位指名は無いわぁ。私:うるせっ。何に入れても美味しくなるやん。

では、じゃんけんで決めてください。

じゃんけんの結果、ナスは夫のものとなりました。では、長男、ナスの代わりは?

豚肉でお願いします。」おおっ、まさかの豚肉! 味が出ますよね。これだけで「うんま~!」となりますよね。

夫、私:ええ~っ、この発想はなかった!てか、豚汁になるやん。

まあ、いいでしょう。

では、二巡目、まいります。

夫:玉ねぎ! 私:大根 長男:レタス! おっと、今回はかぶりませんでした。よかったです。玉ねぎ、大根はまあ常連とでもいいましょうか。安定の具材です。レタスは最近人気ですよね。サラダとか、生でしか食べて来なかったですが、炒めてもおいしい、スープにもOKということに最近気づきました。

さあ、三巡目。準備はよろしいでしょうか。

私:なめこ 長男:玉子 夫:とうふ

おやっ、これまた被りませんでしたね~。なめこは「土を喰らう十二カ月」で急浮上の具材です。玉子は、これまた変化球、でも、すき焼きにも、雑炊にも、ラーメンにも、うどんにも。ナポリタンにも。何と合わせてもおいしいです。土井善晴先生の本にも玉子をポンと入れた味噌汁、出てきますね。

さて、結局、ドラフトで取れた具材は、

夫が、ナスと玉ねぎ、豆腐、

息子が、豚肉、レタス、玉子

私が、うす揚げ、大根、なめこ でした。

講評

夫:まあ、取りたいものは取れた感じです。この組み合わせでも美味しいですし、豆腐などは単独でも行けて、万能選手です。

長男:そうっすねー、ナスが取れなかったのは大きいです。ただ、豚肉は押さえときたかったんで。本当はレタスを第一指名したかったのですが、まあ、指名して来ないだろうと予想して、その通りになり良かったです。

私:全く被らなかったのは意外でした。なめこと大根なんて、ポン酢おろしなめこにも出来ますし、味噌汁以外での活躍も期待しています。

さて、皆さんはいかがでしたか?全く違う具材だったかもしれませんね。

南瓜も、人参も、もやしも、ワカメも、貝類も、控え選手には必ず入れておきたいところですね~。

ちなみに、私が一番好きな、三つの組み合わせで考えた場合の具材は、

1位:うす揚げ、わかめ、豆腐

2位:うす揚げ、しいたけ、ネギ

3位:豚肉、玉ねぎ、ナス です。

味噌汁、最強!!

この本を読むと、なんか勇気が出てきます。これまで「一汁三菜」に縛られてきた方、一度読んでみてください。

 

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いまから、封印してきた「土を喰らう十二カ月」の映画ノベライズ版、中江裕司著を読みます!

ではまた〜 (^O^)/

映画「土を喰らう十二ヵ月」 見てきました!感想いろいろ

※ まだ映画を見ていない方はネタバレありますので、ご注意ください。

映画はまだ一回しか見ていませんが、感想を書いてみました。まだパンフレットや各紙に載っていた記事も細かくは見ていないです。

パンフの表と裏表紙は一枚の写真になっています。

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沢田研二とツトム

原作を読んでみたとき、沢田研二に話を持って行った監督をすごいと思ってしまった。だって、この役をできるのは、沢田研二以外にいないから。

ラジオ番組で、「ジュリけん」という、ジュリーファンなら知ってるであろうトーク番組があった。「ジュリ」は沢田研二のこと、「けん」は志村けんさん。この二人と、吉田涙子アナウンサーの三人がテーマに沿ってお喋りをするといった趣旨の文化放送の番組である。

この中でジュリーは、こと食べ物の話になると前のめりになって、熱の入った喋りを展開するのだが、これがすごくマニアックというか、めちゃくちゃ面白かった。

ジュリーは、漬物も自分で漬けるし、料理もする。それもものすごく知識が深い。「炊き込みご飯 VS 混ぜ込みご飯」の時も熱く語っていたが、梅をよくつぶし、わさびをすって、合わせ、、、これがうまいのよ、と言う話もあり、なんと幅の広い人だと感心したものです。

映画を見ていると、やはりやったことのない人の所作ではない。野菜を洗う所にしても、胡麻をするちょっとした動作も、丁寧で手を抜かないし、しなやか。

映る手は、ジュリーじゃない時があるそうで、これはどうかな?と見ていたが、ハッキリとは分からなかった。ジュリーは包丁を使って切るときに、左手を猫の手にできない、なんて言っていたので、それも見ていたんだけど。

右腕に、結構長い古い傷がちらちらと見えたけど、それはジュリーの手。

2回目に見た時に、あ、これは土井先生では?と思う手がありました! ふふ、やっぱり、違うね。切る感じとかね。何カ所か、あるね。

でも、この映画の中にいるのは、沢田研二ではなく、ツトムという一人の、禅寺で修行した、作家の人なのだと思いました。

ナレーションのこと、主題歌「いつか君は」のこと

まず映画の最初に、えっ、ナレーションはジュリーなんや~!と思って心の中で小躍りしてしまった。嬉しかったです。映画の最初の方に「いい男ね~」と真知子がツトムを見ながら言うセリフがあるけれど、私も言いたい。「いい声よね~」

さて、急遽決まった?主題歌。

「いつか君は」

11月の神戸のライブから、セットリストの中のアンコール曲が「頑張んべえよ」から「いつか君は」に変わったので、Twitterなどでちょっとした騒ぎになっていたのだけど、映画が始まってやっと納得。試写会に行った人は口止めされてたらしく(笑)、だれも漏らさんかったのがすごっ!と思いました。

この曲は、今の声で録音した曲ではなく、1996年に出したアルバム「愛まで待てない」に入っていた曲をリマスターしたもの。ライブでも最近は歌われていないけれど、埋もれていた名曲と言っていいのでは?

それにしてもこんなぴったりの曲があったんだ!ということが驚き。50年歌い続けてきたからこそ、そのストックの中にぴったりのものを見つけることができるんですよね。凄いです。

 

センセイの鞄」のツキコさんと先生を思い出した

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ジュリーの舞台を見た人、あるいはDVDを見たことのある人なら知っていると思う、川上弘美さんの小説センセイの鞄。ジュリーはこのお芝居を音楽劇の舞台でやっていますよね。一回目は坂井真紀さん、二回目は富田靖子さんで。ツキコさんの表現に違いはあったものの、だいたい同じ内容での上演でした。センセイとツキコさんの年齢差(30歳)が、今回のツトムと真知子の関係にダブって見えたのは私だけでしょうか。

センセイが亡くなったとき、ツキコさんに残されたのはセンセイの鞄が一つ。ツキコさんは時折その鞄を開いてみるのだが、

「鞄の中には、からっぽの、何もない空間が、広がっている。ただ儚々(ぼうぼう)とした空間ばかりが、広がっているのである。」

川上弘美著:センセイの鞄 より)

この空虚さ、果てしない悲しみ。夢だったのだろうかというような、儚い思い出。

いったんは一緒に住まないか?と誘っておきながら、一緒に住むと言った真知子を、突き放してしまったツトム。心筋梗塞で生死の境をさまよわなければ、受け入れていたのかもしれない。作った食事を豪快に、美味しい、おいしいと言って食べてくれる人の存在は、作り手の何よりものご褒美であり喜びである。毎日一緒にご飯を食べたら、どんなに毎日が楽しく、張り合いがあるだろうか。生に満ちていればこそ、言えた言葉だったと思うのだ。

しかし、心筋梗塞になって生死の境をさまよったツトムにとってはどうなのか。彼女の方は心配で、お世話をしたいと思っただろう。でも、ツトムは違う。

この時彼は、自分が死んだあとのことを考えたのではないだろうか。妻の母の骨壺の引き取りを拒否する弟夫婦。自分が死んだら、その骨壺は?

人生がこれから何十年も続いて花開いて行くであろう人を、これから死にゆく自分の人生に付き合わせてはいけないと思ったのではないだろうか。

「好きな人と食べるご飯が一番うまい」のだけれど、

年の離れた恋人を自分の元に置いておくわけにはいかない、というのが彼の愛情なのだと思った。

最後、真知子に、妻の骨壺はどうするのか・・・と聞かれる下りで彼が答えなかったのは、言うことで恋人を引き留めるようなことをしてはいけない、と思ったからなのだろう。

彼が何も語らなかったときに、何か込み上げるものがあった。

本と映画のパンフレットで一つの料理本

この映画が発表されたときに真っ先に原作本を読もうと思った。友人に水上勉のこんな本を知ってるかと聞いたら、なんと、知っているという。婦人雑誌に連載されていて、リアルタイムで読んでいたらしいのだ。そうなんだ、人気の連載だったのだな。

ところが、大手の本屋なのに置いてない。驚いたことに、水上勉の本を一冊も置いていない。まさか!

メルカリを覗くと、単行本の「土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月」を見つけたので購入した。う~ん、水上勉氏はカッコいいね~。この本は、お料理本としても秀逸だが、水上勉の写真集ともいえるな。

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読み進めると、推理小説のようにはスラスラとは読めない。一文一文、音読するような感じで、料理を想像しながら読み進めた。風や雪の冷たさや、草や木の匂いを感じながら。

ところが残念なことに、写真はあるけれども白黒。料理本のように見えるけど、これはエッセイ?こういう形もあるんだな。

今回、映画のパンフレットを購入したら、美味しそうなお料理、私が見たかったカラー写真がたくさん載っていて、本当に美しくて感動した。本とパンフレットを併せて宝物にしたいです。

でも、今回こういうのも出ています。

 

 

また思いついたら更新していきます。取り急ぎ今回はここまで。

この写真、好きやわぁ。