グリンのおもしろダイアリー

趣味のこと、大好きなジュリーのこと、家族の面白かった会話など、覚えておきたいことを書き留めて行こうと思います。

終了前に三回目行ってきました! 映画「土を喰らう十二ヵ月」

土曜日、三回目、行ってきました。(感想は見るたびに少しずつ更新しています。)

やっぱり、良かった!!

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ツトムさんの手の件

(ファンが勝手に盛り上がってるだけなんですが・・・)

セリを摘んでから洗った後に湯がいて、そのあとの切るところ!混ぜるところ。これがジュリーの手ではないと踏んだ!

そこからこごみ、ワラビなどを湯がいたり包丁で切るところ、山ウド?の皮を剥ぐところ、もジュリーではないな~と。

ところで私はTwitterか何かで、土井先生が、私の手もちょっと映ってます、的なことを言っていたような記憶があるのだけど、みんなそのことには少しも触れないから、私の思い違いなのだろうか?

ジュリーはスタッフの手のところがある・・・私の手はもっと華奢(笑)・・・僕のファンならわかる・・・なーんて、ライブのMCで言ってたけどね。

ジュリーは、日常的に料理をしてる人特有の手慣れた感じがあるので、逆に抑え気味に、と言われていたようだし、そういう意味で先ほど書いたシーンは、プロの手つきのように感じたんですよ。左手が猫ちゃんの手だったし、山ウドのところもシャッシャッシャッ、てね。。。

でもでもでも、「私の手はもっと華奢・・・」これはですね、ジュリーお得意のジョークでしょ???

というのが私の見解。昔のジュリーの手は確かに指も細かったです。シルエットが美しいのは、今も、ライブではそう思います。でもな~、シミもあるし、爪も分厚い。それがジュリーの今の手で、やはり、74歳の手、だと思いますよ。

「ありの~、ままの~、姿 見せーるの、よ~」と、松たか子さんの声が私の脳内に聞こえますがな。

まあ、そんなことはファンだからあーだこーだ言ってるけど、映画全体としてはそんなに重要なことではない。もっと大事なことがたくさん描かれていました。

奈良岡朋子さん演じるチエさん

あの、山椒の佃煮?のシーン。食べさせてもらえないツトム氏。あれ、なんなんでしょうね、笑っちゃいました。年寄ってたまにああいうこと、あるよね。貴方のような方が、このような粗末なものを食べてはいけない、という遠慮なのか、いや、これは私だけのもの!誰にもあげないもん!なのか?(二回目に観たときに、おめみたいな立派なもんの食べるもんでね、と言ってたのに気づいた。)

樽ごと持っていけやツトムが訪れた時、お味噌、全部渡しちゃったよね。自分の分は?これ、通夜振る舞いで使いましたね。チエさん、わかっていたのかなぁ。自分はもう使い切るほどの命は無いって。

次に、あの大きな遺影。写真を選んでいた時にいくつかのスナップ写真があったけど、、その中に奈良岡朋子さんの若い時の(すごく可愛い)プロマイド?みたいのがあって、、、一人でツボってた。中江裕司監督、おもしろ〜。

でも、写真も祭壇もすごく大きくて初めは違和感あったけど、でもそのあとに、予想していなかったたくさんの人たちが集まって、孤独と思っていたチエさんが、多くの人たちに慕われ愛されていたことに気づくのです。そんなことにジーンときてしまいました。

村の人たちが、味噌の話やらいろんなことで盛り上がってて、「こっち睨んでる、おっかねぇ」なんて言いながら「なんまいだぶ・・・」って。

いいお通夜だなあ~、と思いました。お通夜にはこんな風にみんなに笑って懐かし話をしてほしい。明るく見送ってほしい。

でも本当に、梅干しも、お味噌も、作った人が亡くなってもあり続けることに、なんかすごく感動しました。

サンショのこと

賢いワンちゃん!!お散歩のときに、自分勝手に歩くのでなく、ちゃんと飼い主を気遣ってる!ツトムがずっこけかけたところで動きを止めて見上げるところ、すごく好き!優しさであふれています。このワンちゃん(もも)との出会い、この映画にとって、運命的なものを感じますね。演技指導の方がいらしたようですが、どのように演技指導(!?)したのかなあ。

退院した時に迎えてくれたのはサンショでした。このシーン、、、泣く〜。

日本の四季と、自然の恵みを戴くこと、そして生きることと死ぬこと

この映画は、ただ、山にこもって自然の恵みの中で野菜を育てたり料理をしたりするだけの映画ではない。人が生きて、食べて、自然の恵みの中から少しお裾分けしてもらい、丁寧に生活する。そんなことを改めて考えさせられた映画です。

 

さて、封印してきた「土を喰らう十二カ月」の映画ノベライズ版、中江裕司著現在読み始めています。映画には描かれなかったこともちらほら・・・。

ご報告、感想はまた後日!

ではまた〜 (^O^)/