グリンのおもしろダイアリー

趣味のこと、大好きなジュリーのこと、家族の面白かった会話など、覚えておきたいことを書き留めて行こうと思います。

ジュリーのお誕生日ライブ in さいたまスーパーアリーナ(リベンジ完遂!!)

とうとうこの日がやって来ました。今シーズン最後の約束の地は、

さいたまスーパーアリーナ!!

今日を迎えるのに、台風は来ないか、交通はマヒしないか、また流行りだしたコロナにかからないか、変な病気やケガをしないか?そして何より、ジュリーは元気か?サリタロピー(サリー:岸部一徳さん、タロー:森本太郎さん、ピー:瞳みのるさん)のお3人は健康かしら?バンドメンバーは、、、と、心配は尽きませんでした。というのも、Twitterを覗くと、観に行く方もシニアが多く、ケガや病気、ライブ終わったら手術の予定などなど・・・。大丈夫なんか!?

チケットを手に入れるところから、あれこれ悩んで、ホテルは?交通手段は?そもそもSSAって駅から近いのか?と大騒ぎだし。そして、発表された座席をプレイガイドで確認するも、数字が一杯で会場のレイアウトも色々で、とにかく「私の席はどこ??見てもわかりませ~ん!」というツイートが飛び交い ( ´∀` )

多くの皆様は、この機会に会いましょう、と、いっぱいの交換用お土産を携えてSSAに集結するという、大イベントだったのであります。

私はいつもの通り、夫とのプチ旅行付き観戦でした。

 

では、ライブの思い出を。

いよいよ着きました、さいたま新都心駅

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ストリートピアノ。曲目はもちろん!?ジュリーナンバー。
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歩いて会場へ。
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今回は、ライブで使われる「メインアリーナモード」の「エンドステージ2」タイプ。で、その中でも見えにくい席まで開放した19,000席。凄いぞ、ジュリー。

私の席から見たステージ。
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200レベルという、二階のスタンド。今回は、中央のアリーナ席もだけれど、私の位置もS席。平場のアリーナ席を希望する人も多いけど、身長の低い私は前の人が立ったら見えなくなるアリーナは希望ではなかった。だから、この席は嬉しかった!かなりの良席。ステージは斜めから見ることになるけれど、とても近く、観客席も見渡せて壮観だった。では、思いついたことを順に書いてみよう。

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開始前や休憩時間にかかる曲にじわる

ここ何回かのライブでは、開始前には名探偵コナンの曲がかかっていた。名探偵コナンは、大野克夫さんが作った曲。大野さんもジュリーの曲を多く手掛けてきた人だけど、今年84歳になられる大作曲家。ジュリーは、大野さんへのリスペクト、そしてお礼の気持ちでかけていたのかなあ、と思います。

今回は、ジュリーの曲がいろいろと、休憩時間には井上堯之バンドの曲もかかっていた。後にして思うと、ライブで歌いたい曲は沢山あっても、全部歌うことができるわけではないので、休憩時間等を利用して流してくれたのか、と。

度肝を抜かれた第一部

当初予想していたのは、今回のツアーで歌ったセットリストの18曲をメインに、ザ・タイガースの曲が数曲追加になるのかなあ~?くらいに思っていた。ところがふたを開けたら、初っ端、「シーサイドバウンド」で始まり、演奏が始まったと同時に、観客、総立ち!MCやメンバー紹介を挟みながらもガンガンに7曲歌った!びっくりしたわ。

サリ・タロ・ピー 緊張してるようには見えない、堂々とした演奏

若い頃にやっていたことって、やっぱり30年などのブランクがあっても、年齢が行っててもできるもんなんやと。タロー(森本太郎さん)はずっとバンドをしていたからできるとして、ピー(瞳みのるさん)は教員になって他のメンバーとは異なる人生を歩み、40年近いブランクの後、バンドを再開した人。そしてひょっとして、最近で一番ブランクが長かったのは以外にもサリー(岸部一徳さん)。井上堯之バンドでジュリーのバックをし、その腕前も広く知られてきたけど、もう何年もベースを触ってなかったらしく。(ネットの情報)

でも、やはり、4人の演奏は楽しそうで、活き活きしていてすごく良かった。ブランクなんてなかったかの様に。

いつものバンドメンバーが優しくて・・・

そして、これまでツアーでやって来たメンバーが、サポートの形で一緒に演奏してくれてるのです。サリーの横には依知川さんが、トッポがいるはずの場所にはカズさんが。私の席からよく見えたのは、平石さんとピーのドラムワークで、平石さんがピーの方を見て、アイコンタクトしながらドラムを演奏。

なんか優しさがあふれてて。本当に素敵でした。

第二部、「そのキス」で始まってビックリ

タイガースのあと、休憩になり、さすがにトイレは長蛇の列。場内アナウンスでは20分間の休憩です、と言ってたみたいなのだけど、実際は30分くらい。みんながトイレから帰ってこれるのを待っててくれたんかな??良かった。

この間、「太陽にほえろ」や「傷だらけの天使」の曲が掛かっていたのですね。きっとジュリーは、井上堯之さんや、ショーケン萩原健一さん)にも一緒にいてほしかったんだろうなあ、と。

そして始まった第二部。

「ジャストフィット」から始まると思いきや、そのキスが欲しい~~~ じゃじゃじゃんじゃん・・・と前奏が始まり、ぎゃああああ~!! とみんな半狂乱!?みたいな状態になって(もちろん)オールスタンディング! 言わずと知れた、ライブでファンがやってほしい曲「第一位」に選ばれた曲。昔はね、「そのキスが欲しい~」と言いながらジュリーが膝から滑り込んでくるという、最前列席の女子なら失神してもおかしくないやつなんですよねえ。

ここからがもう、怒涛のヒットソング・オン・パレード!! 8曲が続き、このツアーで慣れ親しんできたセトリからかなり変わっての内容。ヒット曲の最後にかつての「TOKIO」が来たのも驚き。今回のツアーでは、TOKIOは2020年バージョンと言われる、短調な感じの、まるで落日の東京を表しているかのような感じだったので、あの元気な、昭和のイケイケの、空を飛ぶ東京を歌ったのが逆に衝撃でした。

「ジャストフィット」や「サーモスタットな夏」~「あなたへの愛」等、実に9曲が他の曲に入れ替わるというびっくりでした。「ロックンロールマーチ」が入ったのは良かったな。ジュリー、入れたい曲が沢山あって、選曲大変だっただろうな。

ツアーでは、「愛まで待てない」の超激しいパフォーマンスからの「約束の地」への動から静への変化もまた楽しみのひとつだったけれど、今回は数曲飛ばしての「いつか君は」に変わりました。動から静へという意味では同様でしたが、「約束の地」が無かったのは、ここが約束の地で、目的を達成できたからかもしれませんね。

アンコール?第三部? これまた思ってもいなかった展開

さて、ここからが一応アンコールになるのですかね。第三部と言ってもいいような内容でした。

え? 河内音頭 と思った人もいるかも知れないですね。それほどジュリーはテレビに出てなかったということでしょう。私も後から知ったので。

ジュリーはずっと音楽劇をしていて、河内音頭マキノノゾミさんの演出で行われた「悪名」「大悪名」の舞台で歌われたもの。

これここで歌うんや!と思いましたが、河内音頭の低音と節回しがめちゃくちゃいいのはCDを聴いて知っていた。だからこれを歌っている時にマキノノゾミ様御一行、南野ちゃん、いしのようこさん達が出て来た時には、「わぁ~!来てくれたんや!」と叫んでしまいました。ドラマーのグレースさんも来てくれて、メンバー紹介の時には、ひときわ大きな拍手👏が起こっていました。

 

そしてこの後再び、ザ・タイガースの演奏。アンコールというか第三部というか、Time is on my side や、Satisfacution など、昔ライブで歌っていた洋楽カバーを歌ったんですよね! 最近のライブではまず歌わないから、なんかすごく感激しました。もう、かっこいい~!!としか言いようがない。

 

とにかく、私たちの想像の上を行くジュリーに「やられた!」という感じで終わったライブでした。

 

朱い旗がはためく
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会場を後にする
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